プロフィール

山本コテツ

コード・プランニング&デザイン・コンサルタント・グループ代表
商業開発の企画&デザイン・コンサルタント、商品計画のクリエイティブ・ディレクター
1959年 東京生まれ 立教大学経済学部卒

山本の原点は、世界中の文化を紹介したカリスマ的雑誌「POPEYE」の編集者であったことにある。ジュニア時代日本代表だったテニスをきっかけに、大学1年生(78年)から同誌のテニス特集に参加。以後10年に渡り、編集者として従事し、世界中のクリエイター、デザイナー、アーキテクト、アーティストとコンタクトする。

86年それらの経験とネットワークを生かし、店舗や文化施設のコンサルタント業務を開始。現コードグループの祖となる株式会社コンセプチュアル・デザイン・ラボラトリーを創設。空間を3次元の編集空間と考え、数十件のプロデュースした店舗や施設の全てがヒットし、空間プロデューサーとして地位を確立する。当時の代表作としては数々の賞を受賞した「エムザ有明」をはじめ「トゥーリア」「ゲネシス」「クラブニュクス」「ADコリシアム」などがある。また、日本だけでなく海外にも進出。ニューヨークでデザインコンセプトを提供した「MARS」はニューヨークのセレブリティ注目の的となり、一世を風靡。デザインした「QUICK」は、フランシス・コッポラの眼に留まり「ゴットファーザーパート3」の中にも登場する。

山本のユニークな視点での空間創りはメディアで話題になり、雑誌、テレビ番組、企業広告、フォーラム、講演等に多数出演する。92年には、NHKにてインテリアデザインに関する番組「山本コテツのおしゃれタイム」をレギュラーで持つ。こうした中で、アメリカのディズニーイマジニアリング社とのアドバイザリー契約をきっかけとして、テーマパーク、ショッピングセンター、リゾートホテル等大型商業のコンサルタントを手掛けるようになる。神奈川のテーマパーク構想、長野のスキーリゾート構想、愛媛のアイランドリゾート構想、福岡のツインドーム構想、東京お台場の開発構想、東京丸の内の再開発構想等に参画する。

95年からは、アジア進出に着手。最初に手掛けたのは、台湾慶豊グループの依頼で石井威望東京大学名誉教授の基にプロデュースした予診医療施設のディズニーランド構想だった。タイには株式会社コードバンコクを設立し、ホテルやエンターテイメントエリア開発をプロデュース。また、97年から2002年にはアメリカのデューティーフリーショッパーズの創始者ロバート・ミラー氏の依頼で、上海にエンターテイメントシティ・コンプレックスのマスタープランを製作。同氏の紹介で、上海市とコンサルタント契約を結び、港湾エリア開発のマスタープラン及び上海万国博覧会の誘致に関するアドバイザリーなども担当した。また、教育型遊園地「アメリカンドリームパーク」のマスタープラン、ヴァーチャルユニバーシティを含むメディアシティコンプレックス構想等を提案し、港湾及び浦東エリアの開発に関する様々な計画をコンサルティングした。日本でも愛知県中部国際空港のエリア開発構想、さいたま副都心のけやき広場の開発コンセプト等に参画。そんな中で2002年に富士箱根伊豆国立公園内に竣工したリゾートホテルのフィットヴィレッジは、斬新なコンセプトが話題になり、東京建築賞の最優秀賞を取得した。

官民双方の開発プロジェクトに参画する中、三菱総研の紹介で経済産業省、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、東京都、神奈川県等の委員を様々歴任する。愛知万国博覧会基本構想委員もそのひとつである。また、2002年沖縄特別措置法改正にあたり、沖縄開発庁とコンサルタント契約を結び、集客を年間400万人から1000万人にするための基本計画を担当。DFSの誘致、カジノホテル構想等を提案した。また、経済産業省管轄の競輪の活性化戦略の基本構想案を担当。世界戦略の手初めとして、エルサルバドルの首都サンサルバドル市と組んで、競輪スタジアムコンプレックス構想を製作。また、競輪活性化研究会の座長を務める。そのかたわら、いわき平競輪場(東北建築賞、BCS賞受賞)、サテライト大和(JDC賞受賞)などの施設も手掛ける。また、東京都の依頼で秋葉原UDXビル(SDA賞経済産業大臣賞受賞)の基本計画案に参画するなど、数々の公的プロジェクトに参加している。

2007年にはコードグループのヘッドクオーターをシンガポールに移設。以後最近では、石川県加賀屋の依頼で漆の美術館「角偉三郎ミュージアム」をプロデュース。また、世界的に著名なパティシエ辻口博啓氏と加賀屋のコラボレーション事業「ル・ミュゼ・ド・アッシュ」(いしかわインテリアデザイン県知事賞、石川県商工連合会長賞受賞)をプロデュース。銀座4丁目の「ピアス銀座ビル」のコンセプト・ディレクション。六本木のイタリアンディナーラウンジ「レ・ジーア」のデザイン・プロデュース。香港の大手時計会社ゼロワンからの依頼で腕時計のデザインを手がけるなど、意欲的に活動している。

2013年、グループのヘッドクオーターをシンガポールから韓国インチョンに移設。韓国の大型商業コンプレックス開発、タイのリゾートホテル開発、アジアンデザイン・ネットワークの創設、ロベックス・アジア戦略等を進行中。
kotetsu yamamoto
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